政策金融公庫からの初めての資金調達を目指して、いろんな準備をしてきた知り合い。いよいよ面談です!
 
知り合い、日本政策金融公庫に行ってきたって <目次>
3. 面談&結果編  重要なのは社長がきっちり事業と数字を説明できること
 

知り合い、日本政策金融公庫に行ってきたって。
〜面談編〜

 
政策金融公庫にはいろいろな事業があり、知り合いが申し込んだのは国民生活事業。一番基本的な融資なのだとか。
準備編でも書きましたが、会計士さんが事前に担当者とやりとりし、決算資料などは送付済みの状態で面談に臨みました。
 

面談の内容は?

政策金融公庫担当者Aさんに個室ブースに連れられ、まず持ってくるよう言われていた資料を全て提示。作成済みのスコアリングの資料(黄色い資料にスコアが出ている)から、財務状態からしてそんなに悪くない、つまり融資の可能性が高い(!)との話があり、心の中で「おぉ〜!」と思ったそう。決算が赤字ではなく、税金も払っていることって本当に意味があったんですね。
 
そして会社の説明と事業紹介、今後の事業説明、資金シュミレーションの表を説明。
熱意を持ってプレゼンすることが重要と言われていたのでその通りにすると、
「面白そうですね」という感触!
一千万はいけそう。これを運転資金にするのか事業立ち上げにするのか、その内訳は任せて欲しいと言われたのです。一千万円!!そんなに融資が受けられるとは思っていなかった知人は、とてもびっくりしたと言っていました。いやはや、行動してみるものなのですね。
 

信用金庫と付き合っておくのがベター

今後に向けてAさんから頼まれたのは、メガバンクでしか口座を持っていないので、信金に口座を開けること。金融機関連携を推進しているので、さらに大きい話になったとき、信金と組んで協調融資を推進しているからだとか。知っている信金がなければ紹介するとまで言ってくれたそう。
 

そして結果は…

こうして無事、面談は終了。「検討して電話で連絡する(こちらからメールはできるけれど、政策金融公庫側からはメールができないのですって)」と言われてから3日間たった頃… 一千万円の融資が決まったという連絡が入ったのでした。
 
本当は政策金融公庫からの融資が決まる前に、信金からも資金調達したかったそうですが、あまりに早く決まったのでそれはできなかったとのこと。どうしてなのかは、また別の機会にご紹介しますね。
 
中小企業が資金調達をするなら、まずは公的金融機関に行くといいことが、今回の件からよくわかりました。親友の会社も、この線でチャレンジできたら良いのですが…。