中小企業が初めてお金を借りたい場合、銀行ではなく「公的金融機関」に行った方がいいらしい、ということを知りました。
ではでは、この「公的金融機関」って、一体どういうところなんでしょう?
詳しく調べてみることにしました。

「公的金融機関」には5つの機関がある!

公的金融機関(政府の言葉では「政策金融機関」、「政府系金融機関」と言うようです)は、平成20年の政策金融改革により、政府関係金融機関の組織が見直され、現在は5つの機関となっています。
政策金融とは、公益性が高いものの、リスクの適切な評価が困難な場合や、深いリスクテイクをすることが必要な場合など、民間金融機関のみでは適切な対応が十分できない分野において、融資や投資、保証などの金融的手法によって目的を達成する政策手段です。-財務省ホームページより
民間の金融機関のサービスが届かないところを補いますよ、ということですね。具体的にどんな機関があるのか、調べてみました。
株式会社日本政策金融公庫
「おおー、株式会社なのね!」とまずびっくりした、日本政策金融公庫。歴史的に重要な役割を果たしてきた3つの金融公庫が、2008年に統合して設立された機関です。主に以下の3つの業務を事業の柱としています。

国民一般向け業務:小口の事業資金融資、国のローンの取り扱い、地域活性支援など

中小企業向けの業務:中資金融資など

農林水産向け業務:食の安全の確保など

また、大規模災害の発生時などにおいては、金融秩序の混乱を回避するための役割を担っているのだそう。業務が幅広いですね。
株式会社国際協力銀行
これも株式会社ですね!海外資源の開発や取得を促進したり、日本の産業の国際競争玉を維持・向上したりするために必要な出融資をする機関です。企業が取り組む国際大型プロジェクトや中小企業の海外事業展開などの支援をしています。海外で事業を行うことになったら、ご縁ができるのかな…。
沖縄振興開発金融金庫
「沖縄における地域限定の政府金融機関として日本公庫等に相当する業務や沖縄の特殊事情に即した出融資」、を行なっているそうです。沖縄、行きたい…。
株式会社日本政策投資銀行
「出資と融資を一体的に行う手法その他高度な金融上の手法を用いることにより、長期の事業資金に係る投融資機能を発揮し、長期の事業資金を必要とするお客様に対する資金供給の円滑化及び金融機関の高度化に寄与すること」が目的、となっていました。
業務の範囲は、
出資・融資・債務保証等の業務を基本として、新金融技術を活用した業務を行う。
社債や長期借入金による資金調達に加え、国の財政投融資計画に基づく財政融資資金、政府保証債等の長期・安定的な資金調達を行う。
難しくてわかりにくいのですが、要するに、基本的にやることは出資や融資、債務保証などを行う、ということでしょうか。
株式会社商工組合中央金庫(商工中金)
中小企業による中小企業のための金融機関、それが商工中金です。
法人・個人事業主向けに、資金の調達や資金の運用、経営ソリューション業務や国際業務サポートを行っています。

中小企業向けのサポートを行っているのは?

中小企業がお世話になれそうなのは、日本政策金融公庫と商工中金ですね。まずは政策金融公庫に行くのが通常のステップのようなのですが、なぜなのでしょう? どうやら奥深い世界の香りがするので、この話はまた次回に…。