「友人がやっている小さな会社がお金を借りるにはどうしたらいいか」を調べている私。飲み会でその話をしたら、「今ちょうど政策金融公庫に行って、融資受ける相談しているところだよ」という知り合いがいたのです!! まさに灯台もと暗しとはこのこと… さっそく、詳しい体験談を聞かせてもらってきました。話が長いので4回に分けてご紹介していきたいと思います。
知り合い、日本政策金融公庫に行ってきたって。<目次>
序章     知人の会社が日本政策金融公庫の門をたたくに至った経緯

知り合い、日本政策金融公庫に行ってきたって。
〜序章〜

知り合いの会社は、どんな会社?

10年以上もの間、ひとり社長としてITコンサルティングの会社をやってきて取引先からの信頼も得て、そろそろ社員を雇って新しい事業の展開を考えるようになった知人・YGさん。一度も融資を受けずに会社経営してきたのだとか。ITコンサルティングという業務の性格上、仕入れや設備投資がなく、オフィスもシェアオフィスを利用しているため、コストが低いためやってこれたそう。なるほど、コンサルは頭脳があれば、ということですね。

なぜ政策金融公庫に?

会社の会計全般をやってくれている会計士さんに、新規事業をやりたいと思うから資金をどうしたらいいかと相談したところ、政策金融公庫に行くことをすすめられたそう。
と言うのも、国をあげて中小企業を活性化しようとしていて、条件さえクリアすれば融資をしてくれる可能性がかなり高いから。相談しに行けばチャンスはあるなんて、意外だ…。

融資を受けるための条件って?

では融資を受けるためにはどんな条件があるのでしょう。いろいろあるようですが、シンプルに赤字がないことが大前提だと教えてくれました。提出することになっている直近3期分の決算表は、システムに入力されて自動的にスコアリングが出るようになっていて、赤字があるとスコアが基準以下となってしまう=融資が受けられないという結果に! まあ赤字を出す会社に融資するのは危険でしょうと素人でも思うので、当然と言えば当然ですね。
話を聞いていると、友人の会社も融資を受けられるのでは!?と思えてきました。しかし、まずは準備が大変なのだとか…。
次回「準備編」では、具体的にどんな資料を準備する必要があるのかをご紹介します!